単位認定試験を受けてきました
2019年度第2学期の単位認定試験(定期試験)を受けました。
今回は試験の様子や学習スケジュールについてお話ししたいと思います。
初めての単位認定試験
2020年1月末、初めて放送大学の単位認定試験を受けてきました。
さながら資格試験のような雰囲気で、心地よい緊張感がありました。
試験監督の方が3~4人ほどいるのですが、スーツなのにスニーカーを履いて足音がしないように配慮するなど、徹底していました。
受験者の方は20~70代まで幅広く、皆さん勉強熱心な印象でした。
試験時間
試験時間は50分で、開始時刻の10分前から問題冊子の配布や注意事項の説明が始まります。
私が受けたのはすべて択一式(マークシート)の試験で、問題数も10~15問と少なめだったので、見直しを含めても15分もあれば十分でした。
ただ、記述式の試験や印刷教材(教科書)・ノートの持ち込み可の試験では、もう少し時間がかかるかもしれません。
持ち物
持ち込み不可の試験では、持ち物は受験票(という名のA4用紙)と学生証、そして鉛筆と消しゴムがあれば十分です。
逆に、このうちどれか一つでも忘れてしまうと試験を受けられないので注意してください。
持ち込み可の場合は印刷教材など指定のものを忘れずに持っていきましょう。
試験の流れ
1時限目(9:15~)の試験を例に流れをご紹介します。
09:05 (10分前) までに入室。解答用紙に氏名や学生証番号などを記入。
09:15 試験開始。
09:35 (20分後) 以降入室禁止。つまりここまでは遅刻が許可される。
09:45 (30分後) 以降退室可能。
10:05 (50分後) 試験終了。問題冊子は持ち帰り不可。
だいたい試験最終日から1週間ほどで試験問題が公開になり、さらにその10日後くらいに解答と成績が発表になるようです。
成績
成績は6段階で、
〇A(100~90点)、A(89~80点)、B(79~70点)、C(69~60点)、D(59~50点)、E(49~0点)
となっています。
単位がもらえるのはC以上、つまり60点以上です。
再試験
DやEで不合格となってしまった場合、あるいは試験を欠席した場合でも、次学期に限りもう一度だけ試験を受けることができます。
その際は、登録などの手続きは不要で、もちろん授業料もかかりません。
二度目も単位を落とした場合は、授業料(2単位で11,000円)を再度支払って科目を取り直すことになります。
学習の流れ
2020年度1学期を例にお話しします。
2月中
科目登録を行います。
試験日程が被らないように、興味のある科目を選択してください。
また、過去の単位認定試験の平均点が公表されているので、それを参考に簡単そうな科目を選ぶのもいいでしょう。
新しく開講した科目などは過去問がないため、確実に単位を取りたいのであれば、開講してから少なくとも1年以上経過しているものを選ぶようにしましょう。
3月ごろ
授業料を振り込むと印刷教材が送られてきます。
ポストには入らないので郵便局員から手渡しでの受け取りになります。
不在の場合は不在票が入り、再配達をしてもらうことになります。
4月~
勉強を始めます。
実は、印刷教材が届いてしまえばすぐにでも学習を始められます。
新規開講科目を除いて、放送授業の映像や音声が常時ネット上で視聴できるので、4月まで待つ必要はありません。
全15回分の講義を4月になる前に見終える、なんてこともできます。
なお、1回の講義は45分しかありません。1.5倍速にすれば30分で終わります。
5月下旬ごろ
通信指導を提出します。
中間テストのようなもので一応点数もつきますが、特に成績には影響しません。
ただ、通信指導を提出しないと単位認定試験が受けられないので、忘れずに必ず提出しましょう。
郵送でもできますが、ネットで行うのがおすすめです。
7月下旬ごろ
単位認定試験を受けます。
過去問と似ている場合が多いので、過去問を数回分しっかりやりこんでおきます。
また、試験の内容のほとんどは印刷教材から出るので、放送授業を見直す必要はないと思います。
成績や再試験については上述の通りです。なお、再試験になっても通信指導は提出しなおさなくていいようです。
2学期の場合も、半年ずれているだけでほとんど変わりません。
以上、放送大学の大まかなスケジュールをご紹介しました。
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