放送大学でGPAを算出する方法

GPA とは Grade Point Average の略で、アメリカなどでよく使われる成績の評価方法です。

A = 4.0、B = 3.0、C = 2.0、D = 1.0 などとして、全教科の平均値を出します。

アメリカの大学院に進む場合、この GPA がある程度重要になってきます。

放送大学のGPA

ところが、放送大学では GPA を算出していません。

しかも、アメリカでは通常

 A: 100~90、B: 89~80、C: 79~70、D: 69~60

となっていますが(A+、A、A- などもっと細かく分けられることもある)、放送大学では

 〇A: 100~90、A: 89~80、B: 79~70、C: 69~60

と一つずれています。

80点を取った場合、放送大学ではAですがアメリカではBにあたります。

この点について放送大学の担当者に問い合わせたところ、

「英語で提出される成績表にGPAは表示せず、〇AやAといった放送大学独自のグレードを表記するが、注釈として〇A(100~90)、A(89~80)...という数値を同時に記載する」

とのことでした。

これはつまり、〇A=4.0、A=3.0 として換算されると考えるべきでしょう。

アメリカの大学院進学などを考えていてGPAを気にするのであれば、〇Aを取るようにしましょう。

〇Aを取るために

〇Aをもらうには、単位認定試験で90点以上を取らなければいけません。

10問しかない試験の場合、1問しか間違えられないことになります。

15問あっても 14÷15=0.933...、13÷15=0.866...なので、やはり1問しか間違えられません。

易しい問題も多いので、合格ラインの60点ならそこまで難しくないと思いますが、1問しか間違えてはいけない、と言われると急に難易度が上がりますね。

勉強法

90点以上取るための勉強法ですが、放送授業は1度見るだけで大丈夫です。

放送授業の細かい内容が試験で問われることは(おそらく)ありません。

重要なのは、印刷教材過去問です。

印刷教材は何度か読み返し、重要なポイントをノートにまとめておくのがおすすめです。

また、過去問はなるべく多くやっておきましょう。

最低でも過去2回分はすべて正解できるようにしておきたいところです。

裏技

放送大学のサイトには過去2回分の単位認定試験問題・解答が公開されています。

しかし、今後取ろうと思っている科目の過去問をあらかじめPDFでダウンロードして保存しておくと、3,4回分かそれ以上のストックができます。

裏技というほどでもないですが、重要なことだと思います。

ただし、放送大学の各科目内容は4,5年に一度改訂されるため、せっかく5年分ためて温めておいたのに変わっちゃった!なんてことにならないようご注意ください(笑)。

成績発表

ところで、2020年2月18日に2019年度2学期分の成績が発表になりました。

私は放送授業を8科目受講して、全て〇Aを取ることができました。

つまり90点以上であることは確かですが、残念ながら正確な点数はわかりません。

問題冊子を持ち帰れないので、自己採点ができないためです。

点数を確認する裏技

成績表のページのソースを開けば隠された点数が見られる、という裏技が以前はあったらしいのですが、2020年現在確認できませんでした

大学のサイト側で修正されてしまったのかもしれません。

発表前に合否がわかる裏技

成績発表前かつ科目登録開始後に、同じ科目を履修登録してみるという裏技もあります。

「履修済み」となっていれば合格、「履修中」となっていれば不合格とわかります。

この裏技は2020年現在でもちゃんと使えました。

これから

2020年度1学期は10科目(20単位)取る予定で、試験の平均点が低い科目も多いので、さすがにオール〇Aは厳しいかなと思っています。

なんとかGPA3.5以上を目指して頑張りたいと思います。